6月18日、国府地区で栽培されている「天田の餅米」を京都市伏見区の白河天皇陵と城南宮に奉納しました。JAからは、西沢耕一代表理事組合長をはじめ同餅米の生産農家3名を含めて計15名が参拝しました。
同市の郷土史家・後藤朗さんによると「天田の餅米」は、その昔小松の国府地内に天田という所があり、付近の田圃は昔から良質の餅米がとれ、餅米でついた餅を白河天皇に献上したところ「唐・天竺に行ってもこんなうまい餅はない」と褒められた事が、今日まで語り継がれています。一行は、この秋の豊かな稔りと農作業の安全を祈願しました。
生産者の嵐俊樹さんは、「白河天皇への奉納は以前からの願いだった。これからもおいしい天田の餅づくりに精進したい。」と話していました。現在は、国府地区農家2戸が年間約15トンを栽培しています。
「天田の餅米」を白河天皇陵へ奉納
2012.06.20