平成24年度から実施する「環境保全米」の命名式が9月3日、JA小松市会館組合長室で同JA役員や小松市役所西野徳康経済環境部長が出席し行われました。
平成23年10月12日、小松市が北陸三県の自治体として初となる「環境王国」に認定されたことを受け、JA小松市では、こまつの豊かな自然の中で育てた、農薬・化学肥料を極力使用しない、環境に優しいお米の栽培に取組むことになり、すでにJA小松市のコシヒカリのブランド米として確立されている「蛍米」のように、消費者に親しまれるようなお米とするため、その名称を一般公募していました。
今年2月から広報等で一般募集し、応募総数232件の中から小松市草野町の中学1年生西澤舞さんの「エコ育ち」が選ばれました。西沢代表理事組合長から、小松特産品の記念品が家族と一緒に出席した本人に贈呈されました。
名称を付けた西澤さんは、「環境のエコに気を付けて、大きく成長できることを込めてなるべく短くてわかりやすい言葉を選びました」と話す。
特別栽培米生産振興対策として同JAが栽培基準を設け、栽培・看板設置・出荷した新規取組農家に対し、10,000円/10aを助成します。今年は、同市内の14農家が約30㌶を栽培し、収穫量162トン、出荷量120㌧を予定しています。収穫された米は島町のJA粟津ライスセンターで乾燥調製され、徹底した品質管理を行います。
価格は、一般コシヒカリよりもやや高めで、9月8日から、「JAあぐり」と「道の駅こまつ木場潟」で販売を始めます。
環境保全米(コシヒカリ)の新名称発表 “環境王国こまつの「エコ育ち」”に決定
2012.09.03