JA小松市で16日、県内のトップを切って夏秋トマトの出荷が始まりました。トマトの年間生産量が県内最大の産地で、この日は農家14戸がJA小松市野菜集出荷場へ夏秋トマトを軽トラックで運び込み、2.5トンを出荷しました。17日に県内のスーパーの店頭に並びます。
小松市では農家53戸が7.2㌶で表面がひび割れしにくい「りんか409」を中心に栽培しています。9月中旬から10月上旬に出荷のピークを迎え、京阪神の市場にも出荷します。12月までに約570トンの出荷を見込んでいます。
同JA施設園芸部会夏秋トマト部会の本田雅弘部会長は「例年より気温が高く水分調節が難しかった。冷やしトマトで食べるのがおすすめです」と話していました。今年は8月上旬以降の高温等で水分調節や遮光対策など栽培管理に苦労したそうです。
夏秋トマト初出荷
2016.08.16