小松特産の「加賀丸いも」の出荷式が11月15日、板津支店で行われました。
「加賀丸いも」は黒皮種のやまと芋で、手取川扇状地の肥沃な土壌と霊峰白山から湧き出でる豊かな用水を利用して、古く戦前より栽培され、栽培技術の改善によって、その品質は全国に誇り得るものとなっています。粘りが強く、日本料理の他、高級和菓子の材料として利用されています。板津支店管内の高堂町・野田町・一針町の農家14軒が3.7㌶を栽培しています。
今月初旬に収穫された丸いもは2㌔、3㌔、5㌔入りに箱詰めにされ、112箱(約370kg)が出荷されました。出発式では、西沢組合長らの挨拶の後、松本宗春JA小松市丸いも部会長らが日本郵便の集荷担当者に手渡しました。
松本丸いも部会長は、「今年も昨年に引き続き平年よりも出来が良いので、たくさんの方に食べて頂きたい」と話す。同日から、JA各支店・JAあぐり・道の駅こまつ木場潟で販売が始まりました。12月末までが出荷のピークで約30㌧の収穫を予定しています。
特産「加賀丸いも」全国へ発送開始!
2012.11.15