千石豆の本格出荷が5月27日、小松市今江町の当JA野菜集出荷場で始まりました。
フジマメの一種で豆独特の香りが強く肉厚が特徴で、加賀野菜の一つとして親しまれています。小松市は千石豆最大の産地でみゆき地区の松崎町と日末町の9戸の農家がハウス栽培しています。今年は、春先からの低温により生育は遅れ気味で、昨年より10日遅れの本格出荷となりました。
出荷とあわせ、選別基準などを統一する目ぞろえ会も行われ、生産農家9戸が参加し、曲がり・ふくらみ・虫喰いのいたみがないか等級基準を確認しました。
当JA千石豆部会では、微生物農薬や天敵農薬を使用することで化学農薬の使用量を削減し、平成23年に石川県のエコファーマー認定を受けています。
出荷先は、小松市場・金沢市場で、6月中旬から下旬をピークに、7月中旬までに約16㌧の出荷を見込んでいます。
千石豆の本格出荷
2013.05.27