小松市特産の大麦を使った大麦パンが9月1日、蓮代寺町の道の駅「こまつ木場潟」で発売されました。大麦をペースト状に加工したピューレを使い、小麦粉の代わりに大麦4割を使用しています。これまで大麦の加工品は、粉状のものが使われていましたが、ピューレにすることで、大麦特有のパサツキや固さが抑えられ、ふわふわシットリ感が出て、素材の味や香りが残せるとのこと。大麦パンの開発を手掛けたパン&お菓子を製造販売する「あんずの木」斎藤和美さんは、「水分の配合に苦労したが、無添加でも、3、4日はふわふわ感がキープできる。大麦の粒を少し入れることで、見た目や食感も実感できる。サンドウィッチに使うのがお薦め」と話す。大麦パンを使ったラスクも、食べやすく軽い食感に仕上がっています。ふんわり大麦パンは180円、大麦ラスクは200円で販売されました。
大麦ピューレは、小松市と建機大手のコマツ、JA小松市が連携した6次産業の拠点である、同市今江町のJA野菜集出荷場で作られたもの。
大麦パンを発売!
2013.09.02