JA小松市野菜集出荷場で22日、南加賀地区の生産者・JA関係者15人を対象に本年産フリージア「エアリーフローラ」の出荷講習会が行われました。
11月24日より順次出荷され、県内の促成栽培産地が出揃ったことから、切り前、選別、箱詰めなどをまとめた資料を基に出荷基準を確認しました。
今年は平年より暖かい日が多く、10日程度生育は早まり、12月から3月初旬まで促成栽培の出荷が続き3月上旬から4月中旬に普通栽培の季咲き出荷となり最盛期を迎える予定です。JA小松市花き部会では部会員10人が生産し4万本を出荷予定。
県内では10JAの広範囲で生産され生産農家55人が来年4月までに前年を10万本上回る40万本の出荷を見込んでいます。
エアリーフローラは、石川県農業総合研究センターが8年の歳月をかけ育成。豊富なカラーバリエーションと甘く爽やかな香りとつぼみが次々と咲き、日持ちが良いことが特長。優雅な春の女神という意味が込められた名前の「エアリーフローラ」は2012年12月に誕生。開花の最盛期が卒業や入学など新たな旅立ちの時期と重なることからキャッチフレーズは「旅立ちを祝う花」、花言葉は「希望」。
エアリーフローラ出荷講習会
2015.12.25