小松特産の「加賀丸いも」の出発式が17日、小松市長田町のJA小松市板津支店で開かれました。
「加賀丸いも」は黒皮種のやまと芋で、手取川扇状地の肥沃な土壌と霊峰白山から湧き出でる豊かな用水を利用して、古く戦前より栽培。技術改善により、その品質は全国に誇り得るものとなっています。市の特産物に指定され日本料理の他、高級和菓子の材料として利用されています。昨年、国の地理的表示保護制度(GI)に登録されました。
板津支店管内の農家11戸が約2㌶を栽培。3月に種イモが植えられ、11月上旬から末頃まで収穫。今月初旬に収穫された丸いもが2㌔、3㌔、5㌔入りに箱詰めにされ「ゆうパック」で出荷されました。今年は15㌧の出荷を見込んでいます。
出発式では、同JA松本春男常務と日本郵便株式会社石井松夫小松郵便局長が挨拶し、同JA丸いも部会長の松本宗春氏から日本郵便の集荷担当者に箱詰めされた丸いもが手渡されました。
「加賀丸いも」出発式
2017.11.17