JA小松市で8月16日、県内のトップを切って夏秋トマトの出荷が始まりました。トマトの年間生産量が県内最大の産地で、この日は農家17戸がJA小松市野菜集出荷場へ夏秋トマトを運び込み、約3トンを出荷しました。17日に県内のスーパーの店頭に並ぶ予定。
小松市では農家47戸が6.3㌶で表面がひび割れしにくい「りんか409」を中心に栽培しています。9月から10月上旬に出荷のピークを迎え、京阪神の市場にも出荷を予定しています。12月までに約440トンの出荷を見込んでいます。
同JA夏秋トマト部会の加藤晃一部会長は「今年は猛暑の影響で水管理が難しかった。夏秋トマトは果肉が柔らかく甘みがあるのが特徴で冷やしトマトで食べるのがおすすめ」と話していました。
今年は2月の雪害でハウスの倒壊被害に見舞われたことや、栽培の始まった7月以降の連日の猛暑により栽培管理に苦労する場面もあったが、農家の適正な管理で昨年並みの出荷を迎えることができました。
県内のトップを切って夏秋トマト初出荷
2018.08.16